沈黙を破る

男子三日会わざれば刮目して見よ
我々が一堂に会するのが週に一度。
あまりの変化に目を擦りすぎて結膜炎か何かにならないように、
ここ最近の出来事をざっと振り返ってみますと、
先週末の土曜日(21日)は、
我らが中原のお誕生日だったり、

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はたまた昨日は山野辺が禁煙を始めて丸一年だったりと、
年末から春にかけては、印象に残るハッキリとした節目が多いような気がします。

きっと、暮れてゆく切なさに始まり、
じっと耐えながら芽吹きを待つこの季節が、
どこか堪らなく愛おしいからなのだと思っています。

しかし、そうは言っても寒さから生き物としての帰巣本能が刺激されるのか、
何かとノスタルジーな気持ちに苛まれる季節でもあります。

そんな時に我々maddening potatoが、
夜の海を照らし続ける灯台の光のように、
心に寄り添う音楽を奏でたいと願い、血潮を滾らせ続け早五年。
バンドとしての長かった冬も、今ようやく春を迎えようとしています。

来週はいよいよ、二年半を懸けたレコーディングの最終日です。
歩みは遅くとも、力強く。

maddening potato